引き継ぐことになった、愛着ある実家。
今すぐ移り住むことはないけど、そのままにはしたくない!
「…どうしたらいい?」
約1年半という時間を経て、実家は生まれ変わりました。
ビフォー&アフターは、驚きの変化!
Before↓
敷地に数棟立ち並ぶ建物。増築を重ねてきたようです。
After↓
減築し、築85年の母屋と納屋を活用することに。
お施主様もゲストのように利用して欲しい。
ご親族や友人などにも訪れて欲しい。
目指したキーワードは「実家と宿のあいだ」
こうして、ホテルのような場所が完成しました。
コンセプトづくりから設計、施工。
使い始めの場を整えるお手伝いもさせていただきました。
名づけて「暮らしの仕立て屋さん」
暮らし始めるまでに必要なものをピックアップし、
おススメをご提案、購入手配の後、届いた商品をセッティングします。
今回は、照明器具を紹介させていただきますね。
*過去の記事もよろしければどうぞ*
→暮らしの仕立て屋さん ①家具(ダイニングテーブル&チェア)
→暮らしの仕立て屋さん ②収納家具
昭和13年に建てた、築85年の母屋。
リノベーションにて、一部、吹抜にしました。
↓Before
お仏壇や床の間が並ぶ和室。奥には増築した平成時代のリビングも見えます。
↓After
1階天井を取り除き、吹抜空間に!屋根の木組も、床柱も健在。
この場所は、みんなが集えるLDKに。
配線用のダクトレールを付け、照明を配置しました。
約5mのレールには、キッチン、ダイニング…と
それぞれの用途に見合う器具をレイアウト。
・明るさを確保できるよう → 長さ120㎝のベースライト
・照らしたいところに合わせ、上下左右に向きを変えられる → スポットライト
・ほわんと柔かい雰囲気を演出 → ペンダント
ダクトレールの照明は、いつでも移動、変更、取り外し可能。
新築はもちろん、リノベーションの現場にも重宝します。
この度のリノベーションでお目見えした立派な梁に
スポットライトを取り付け、
高くなった天井も、しっかりと照らしました。
夜には、構造体の美しさが一層引き立ち、
訪れた方を温かく出迎えてくれる雰囲気たっぷりとなりました。
*次回も、照明器具についてのお話、後編をお届けします*
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