お隣 香川県の偕行社さんで行われたセミナー 『 KURASU 』 インテリアフェア2017 で聞かせていただいた モダンリビング・パブリッシャー 下田氏 & 写真家 下村氏 によるお話には、 住宅誌「モダンリビング」のエッセンスがいっぱい詰まっていました。
「 ML流 みる・見せる・魅せられる 心を捉える美しい写真 」をテーマに、 数々のテクニックを惜しげもなく披露してくれます。 具体的なお話は、スタイリングについても(*´ω`*) たとえば…
・グリーンひっかけ 奥行き感を出すアイテムとして 写真の手前にあっても、ジャマにならないのもポイント
・キャンドルの効果を活用 あたたかい光、あたたかい色で雰囲気が出ます ちょっと減ってるくらいがいいので、思い切って普段から使いましょう いくつか並べたとき、高さが違っているのもいい感じ
・椅子を人代わりに そこに人がいなくても、瞬時にその感じが演出されます ※サイドテーブルとして、また、玄関でも活用できる、 Artek / Stool 60 いいですよ~ とのお話もあり!
・テーブルにグリーンを3点 真ん中に小さいのを置くのがいいみたいです お花なら、エレガントな雰囲気になるそう
・さりげない日常感 ひとけ、を出せるような小物を 敷き物にもなりうる本や、その他さもないものをたくさん集めておくといい 細かいものは雑多に見えるので、すっきり見せるにはかためるといいですよ
・視点を低くして、ネコの目線で 新鮮なアングル 伏せて撮ってもいいくらい
一部、紹介させていただきました。 下田さんご本人が 「mi-mollet ミモレ インテリアの小さなアイデア」のページで 実践されている技もあるそうです。
実際に誌面をつくる際には、 2t トラックに家具や小物をぎっしり詰めていき、 「どういう画をつくるか」 「カメラで見たときに美しいか」 いいバランスになるよう、現場で都度調整されるとのこと。 体力勝負の一面もあるんですね。
プロの仕事の一端、かいま見せていただきました。 さらに興味深く読ませてもらえるのが楽しみです。