「三角形の土地なんですけど…」
そう切り出されて始まった、鋭角19.5°の三角地の家プロジェクト。
当初のお客様の心配をものともせず、
ほぼほぼ三角形のロフトハウスストアの家が完成しました。
恐らく外からは、家とわからないかも!
道路側に面する壁には、一切、窓を取りませんでした。
…というのも、こちらの道路はかなりの通行量。
いわゆる幹線道路には、大きなトラックもガンガン走ります。
しかも交差点近くなので、信号待ちの車からの視線も気になる…。
プライバシーの確保。
それを解決するべく、この外観となりました。
エントランスを入ると…
赤いキッチン。奥へと続く収納扉。斜めに高く広がる天井。
お部屋全体が、ゆるやか~につながっています。
ロフトハウスストアがご提案する
『コンパクトながら拡がりのある暮らし方』
それを、体感していただける空間が、目の前に現れ出ます。
たとえば…三角形の長~い一辺を利用した収納街道。
ウォークスルーとも言えるスタイルは、通路も兼ね、省スペースを実現。
奥まで見通せる視覚効果で、広さを感じることもできます。
‟ コンパクトな家 ” はこのような工夫を盛り込みながら、
プランしています。
さらに、この収納街道。
敢えて、道路側に並べています。
幹線道路沿いゆえの騒音を軽減するため、収納のボリュームでワンクッション。
暮らしはじめたお客様からも、おおむね良好とのご感想。
想定通り、中のモノも含め、音を吸収してくれているのかも…!
ほっとひと安心です。
三角の敷地だからこそ、生まれた空間もいろいろ。
既成品のユニットバスやバスタブが入らないので、
いちから造ったバスルーム。
モノトーンカラーのタイルを浴槽まで張り込み、
すっきりデザインのシャワーも設置。
個性あふれるバスルームとなりました。
三角形の鋭角部分には、室内干しバーをレイアウト。
階段の踊り場でもあるこの場所が、家事の要の場所に。
上部に設けた天窓からは、やさしい光が届きます。
このアングル↑は、お客様のお気に入りでもあるようです。
そう言っていただける場所があること。つくれたこと。
家づくりに関わらせていただいて、
なにより嬉しいと思える場面のひとつです。
こうして愛着を持っていただいてこそ、
家の住み心地は、良くなっていくんでしょうね。
肌身で感じます。
*お客様目線でつづられる「おうちづくり&施主レポート」はこちらから*
進行する工事の様子、積み重なっていく日々の暮らし。
その時々の温度感がしっかりと伝わってきます。
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