耳にしたことはあるけれど、よくわからない…
8月の研究会で勉強させてもらいました。
「家族信託って、私にも関係があるの?」
高齢化が進み、認知症になる方が増えているそうです。
一説によると、高齢者の20~25%という数字も。
これは、人ごとではありません。
認知症が認められると、銀行での取引もできなくなる…。
想像したこともありませんでした。
そして、いざそうなった時、利用できるのは「成年後見制度」 意思判断能力が万全でない人の財産管理を、後見人が行うしくみだそうです。 しかし、財産を守ることが目的なので、 柔軟な資産管理や相続対策はできないとのこと。
そこで「家族信託」という選択肢。
元気なうちに契約を結び、家族に財産管理を託すことができます。
財産の持ち主は変わらず、あくまで管理を託すというしくみです。
例えば…
一人暮らしの親が、実家から高齢者施設に移り住んだ後、
意思判断ができなくなってしまった。
そうなった時、子供の判断で
実家の活用や処分ができるようになるのが家族信託。
自宅を売った場合の売却代金は、親のものなので、
その管理を子供が行い、親のために有効利用できます。
誰もが、認知症になるかどうかわからない。
家族信託とは、そうなったときのために備えておく、保険のようなもの。
利用しないですんだなら、それも幸せなことです。
ただ、決して万能な対策ではなく
相続税が下がるわけでも、もめごとが解決できるわけでもない。
信頼し合える家族だからこそ利用できるので、
それを話し合うコミュニケーションを大切にして欲しい…
締めの言葉が印象に残りました。
いざ話すきっかけとして…
資料をさりげなくテーブルに置いておいては?
最後に、そんな具体的なアドバイスも頂きました(*´ω`*)
小笠原合同事務所 小笠原様
阿波銀行 片山様
長時間に渡り、ありがとうございました。
※詳しい資料をご希望の方は、LOFT HOUSE STOREまで。
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