hyoutanjima_TK

2019年8月19日

家族信託って…?

耳にしたことはあるけれど、よくわからない…
 
8月の研究会で勉強させてもらいました。
 

「家族信託って、私にも関係があるの?」
 

高齢化が進み、認知症になる方が増えているそうです。
 
一説によると、高齢者の20~25%という数字も。
 
これは、人ごとではありません。
 

認知症が認められると、銀行での取引もできなくなる…。
 
想像したこともありませんでした。
 

そして、いざそうなった時、利用できるのは「成年後見制度」
 
意思判断能力が万全でない人の財産管理を、後見人が行うしくみだそうです。
 
しかし、財産を守ることが目的なので、
 
柔軟な資産管理や相続対策はできないとのこと。

そこで「家族信託」という選択肢。
 
元気なうちに契約を結び、家族に財産管理を託すことができます。
 
財産の持ち主は変わらず、あくまで管理を託すというしくみです。
 

例えば…
 
一人暮らしの親が、実家から高齢者施設に移り住んだ後、
 
意思判断ができなくなってしまった。
 
そうなった時、子供の判断で
 
実家の活用や処分ができるようになるのが家族信託。
 
自宅を売った場合の売却代金は、親のものなので、
 
その管理を子供が行い、親のために有効利用できます。
 

誰もが、認知症になるかどうかわからない。
 
家族信託とは、そうなったときのために備えておく、保険のようなもの。
 
利用しないですんだなら、それも幸せなことです。
 

ただ、決して万能な対策ではなく
 
相続税が下がるわけでも、もめごとが解決できるわけでもない。
 
信頼し合える家族だからこそ利用できるので、
 
それを話し合うコミュニケーションを大切にして欲しい…
 
締めの言葉が印象に残りました。
 

いざ話すきっかけとして…
 
資料をさりげなくテーブルに置いておいては?
 
最後に、そんな具体的なアドバイスも頂きました(*´ω`*)
 

小笠原合同事務所 小笠原様
 
阿波銀行 片山様
 
長時間に渡り、ありがとうございました。
 

※詳しい資料をご希望の方は、LOFT HOUSE STOREまで。